Design Travelデザイン哲学の旅

〜スウェーデンとドイツと日本で見つけた建築デザインが教えてくれたこと〜

Introduction

はじめに

私が今の雑貨店で働き始めたのは24歳の時。
当時働いていた、都内のとある会社の事務職を辞めようと思ったのにはいろいろ訳があったのだけれど、
学生時代の頃から好きだった、海外の雑貨やデザインに囲まれながら暮らしたいと思ったのが大きなきっかけ。
知り合いのツテで自分の地元である名古屋の小さな雑貨屋で働くことが決まり、ひょんなことから地元に舞い戻ることになったのです。
そこで働いて4年。今ではバイイングも担当しながら、1年のうち3ヶ月くらいは、海外にいるという計算。
外に出る機会が増えたからこそ見える自分のルーツを発見したり、地元に戻ってきたのに、なんだか新鮮で新しい発見に満ちた毎日。
とは言え、バイイングはとっても楽しい反面、自分のチョイス一つでお店の“雰囲気”がつくられる。目に見えない分、なんとも言えない責任感が伴う。
現地で判断を迷った時、なんだか感覚がさえない時、私は現地の建築を見て回ることにしています。
丹精込めて作られた、哲学に満ちた建物を見ると、なんだかとっても心が洗われるのです。

このブログでは、そんな雑貨店バイヤーが選ぶ雑貨、ならぬ雑貨店バイヤーが選ぶ建築やデザインを紹介します。
雑貨と建築、関係ないようなあるような。何か共通する哲学や考え方のようなものを感じ取ってもらえると嬉しいです。